クイズ、「ユーグレナの別名は何でしょうか?」
まあ、これまでのブログを読んでいる方にとって、このクイズはとても簡単でしょう。
答えは、そう、「ミドリムシ」です。
最近、ミドリムシサプリメントを紹介するTV番組やネットの紹介ページを見ていると、「ミドリムシ」よりも「ユーグレナ」という呼び方のほうがより多く使われていことに気づくと思います。
それでは何故、「ミドリムシ」が「ユーグレナ」と呼ばれているか知っていますか?
ユーグレナは学名です
答えからから言ってしまえば、「ミドリムシ」は和名であり、「ユーグレナ」は学名です。
学名とは公式に認められた名前であり、和名は日本限定で通用する呼称のことです。
ミドリムシは生物学上では、『ユーグレナ植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目』に属する藻の一種とされており、これを省略して「ユーグレナ」という名前がつけられました。
しかし、この「ユーグレナ」はあまり馴染みやすいものではなかったため、日本ではその見た目からストレートに「ミドリムシ」という別名をつけて使っているのです。
このように言うと難しく思えるかもしれませんが、身近な例で例えるならば「本名」(=学名)と「あだ名・愛称」(=和名)の関係と同じと考えて貰えればOKです。「ユーグレナ」が本名の藻に、日本人が馴染みやすいように「ミドリムシ」という愛称をつけたのですね。
ミドリムシは日本人にしか通じない??
日本人の視点から言えば、学名の「ユーグレナ」よりも、和名である「ミドリムシ」のほうがずっと親近感があります。
そのため、最近のユーグレナという学名の使用に対して、「何でミドリムシを使わないの?」と疑問に思う人はきっと多いことでしょう。
しかし、実はこの「ミドリムシ」の和名には最大の問題があります。
それは、和名は、日本人にしか通じないということです。
実際、日本人にとっては身近なミドリムシの呼び方ですが、日本人以外の人にとっては「ユーグレナ」という学名のほうがずっと身近なものなのです。
世界に通用する名前が「ユーグレナ」ということになるでしょう。
ユーグレナが世界で注目される証拠です!
今やミドリムシは「奇跡の栄養素」として世界中の人々から注目されています。
その為、ミドリムシという和名よりも、ユーグレナという世界共通の学名が使用されることが多くなり、それほど学名に縁のない人でも「ユーグレナ」という呼び方を知るようになりました。
これがTVやネットで「ミドリムシ」を「ユーグレナ」と呼ぶことが増えている理由です。
逆に言えば、ミドリムシが「ユーグレナ」と呼ばれるようになったことは、ミドリムシの効果が日本のみならず世界中から認められ、注目されている証拠ともいえますね。
馴染み深い「ミドリムシ」という呼称も、今や世界にはばたく「ユーグレナ」という訳です。
呼び方が違うだけで、同じものを指しているので、ご心配なく。