健康食品であるミドリムシ。
最近では、サプリメントだけに留まらず、一般の食品としても活用されているのをご存知ですか?
正直、「どうしてそんなに人気なの?」と不思議に思う方も多いことでしょう。
確かに、イメージとして「栄養豊富」くらいにしかないミドリムシが、健康食品の枠を飛び出している理由が見えてきません。
そこで、今回はそんなミドリムシを使った商品を徹底調査!しました。
どんな商品に活用されてきているのか、みなさまもぜひ確認してみてください。
ミドリムシはどうして体に良いの?
そもそも、ミドリムシはどうして体に良いものとして認識されているのでしょう。
これまでミドリムシは、理科の実験で使用される教材くらいの位置づけでした。
まずは、そんなミドリムシが人気の訳から見ていきます。
- 59種類と栄養素が豊富
- 特殊物質「パラミロン」を含んでいる
- 吸収率が93.1%と異様に高い
1.59種類と栄養素が豊富
ミドリムシに含まれる栄養素の数は全部で59種類。
中には、マンガンや亜鉛などミネラル類が9種、ビタミンAやビタミンBなどビタミン類が14種、ロイシンやグルタミン酸などアミノ酸類が18種、DHAやEPAなど不飽和脂肪酸が11種、その他が7種などが含まれています。
一般的な栄養補助サプリに含まれている栄養素で12種〜20種類程度。
比べてみるとミドリムシの59種類がいかに多いかが分かります。
2.特殊物質「パラミロン」を含んでいる
ミドリムシの特徴の1つに「パラミロン」と呼ばれる独自の特殊物質を含んでいます。
パラミロンはミドリムシにしかない物質として、高いデトックス(解毒)効果が期待できるものです。
これは、パラミロンが食物繊維のように細く老廃物を絡め取る構造をしていること、小さな穴が無数に開いていることで余分な脂質(コレステロールなど)を吸着することが挙げられます。
3.吸収率が93.1%と異様に高い
みなさまご存知の通り、ミドリムシは「藻」の一種として動物と植物、両方の性質を持つ生物です。
ただその反面、本来植物が持つはずの「細胞壁」がありません。
細胞壁は、細胞を支え形状を維持する働きのあるものです。
一般的に、ほうれん草や小松菜など野菜類の吸収率が40%ほどと低いのはこの細胞壁が細胞を守っているからと言えます。
そんな細胞壁がないミドリムシの吸収率は93.1%。同じ植物でありながら他の野菜類とは大きな差があります。
ミドリムシであれば、豊富な栄養素を十二分に吸収しつつ、かつ不要なものを排出させることができるのです。
豊富な栄養素、デトックス効果、高い吸収率、主にこの3つがミドリムシの健康効果の秘密と言えます。
そしてこれら有用性があるからこそ、様々なサプリや健康食品、一般食品にまで活用されているのです。
ミドリムシの効果的な摂取方法
この後、実際に幾つか例が登場しますが、ミドリムシは様々な食品に活用されています。
しかし、今はまだサプリや健康食品としての利用の方が一般的と言えます。
そこで気になるのが、ミドリムシに用法用量や摂取に最適な時間などがあるのかどうか?
一般的なミドリムシサプリメントを例に考えた場合、1日3〜6粒ほどが成人の適量です。
1回2粒、朝昼晩に「ぬるま湯」で飲むのが良いでしょう。
中には、「沢山飲めばいいのでは?」という声を聞くこともあります。
確かに、ミドリムシには2017年現在、副作用は確認されていません。
ただ、ビタミンやミネラルの中には、過剰摂取により「過剰症」が発症する危険性もあるのでおすすめはしません。
また、摂取のタイミングですが、ミドリムシはあくまで食品なので「この時間でなければ!」という決まりはありません。
それでも、効率の良い吸収を考えるのであれば食中や食後をおすすめします。
これは、食中から食後に掛けて消化機能が活発に働き、積極的に栄養を摂取するためです。
ただでさえ93.1%と高い吸収率を十二分に発揮することが期待できます。
ミドリムシを使った食品を調査!
では、いよいよ実際にミドリムシを一般食品に活用している例を紹介しましょう!
・飲むミドリムシ
・ユーグレナ入りワカメスープ
・ユーグレナ入りグリーンカレー
・ユーグレナ入りお味噌汁
・ユーグレナ&ヨーグルト
・はちみつ&オーツ麦デニッシュ
・ユーグレナ&抹茶オレプリン
など。
※ユーグレナとはミドリムシのこと。
このように、ミドリムシは様々な食品に活用されています。
今ではコンビニ商品や専門レストランが登場するほど。
ミドリムシの活躍の場は広がり続けていると言えます。
しかし、ダイエット中なのに食品となるとカロリーが気になる…と言う方もいらっしゃると思います。
カロリーが気になる方はダイエットにもより効果的なミドリムシエメラルドをオススメしています。
まとめ
今回は、ミドリムシがどのような食品に活用されているのか。そして、なぜそれほどまで人気や注目度が高まっているのかを紹介しました。
59種という豊富や栄養素にパラミロンによるデトックス効果、93.1%の吸収率とミドリムシの魅力はご理解いただけたと思います。今後、ミドリムシがどのような食品に取り入れられるのかに注目です。