女性に多い貧血で、まず一番に思い浮かぶのは鉄分不足。
鉄欠乏性貧血と言われ、貧血の中で最も多い症状です。
貧血は鉄不足によるものだと思っている人も多いようですが、貧血にも原因によって様々な種類があります。
なぜ貧血になるの?
貧血には、鉄分が不足してなるもの以外にも、下記のようなものがあります。
中には、深刻な病気の可能性もありますので、思い当たる場合は、医療機関で受診してくださいね。
- ●悪性貧血
ビタミンB12や葉酸の不足による貧血。 - ●溶血性貧血
溶血(何らかの原因で赤血球が破壊され)が起こり赤血球が不足したことでおこる貧血。 - ●不良性貧血
赤血球を作る骨髄に障害を受けたことなどが原因で赤血球が十分に作られなくなったためにおこる貧血。 - ●腎性貧血
隠れ腎臓病が原因の貧血
貧血予防に役立つ栄養素たち
鉄分やビタミンB12が含まれる食品の代表は、なんといっても肉類のレバー。しかし、このレバーは苦手な人が多く、身体にいいとわかっていてもレバーを食べ続けるなんて無理な人も。
新鮮な生レバーは2012年に牛、2015年には豚も禁止され、ますます食べる機会が遠のいてしまいました。
またビタミンB12も、とりにくい栄養素の一つで、これもレバーに豊富に含まれています。
- 牛レバー(50g) 26.4μg
- 鶏レバー(50g) 22.2μg
- 豚レバー(50g) 12.6μg
魚介類では、貝類に多く含まれています。
1日に必要な摂取量の基準は、
- 成人男性 2.4μg
- 成人女性 2.4μg
で、それほど多くはないのですが食べ物からはとりにくい栄養素と言えるでしょう。
貧血になると、皮膚にカビが生えたり、卵巣に影響が出たりするので女性には大敵。その他、神経障害や睡眠障害、食道に影響して食べ物が飲み込めなくなったりすることがあります。そうなる前にサプリで栄養素を補給するのも健康維持には有効です。
貧血を防止する栄養素もミドリムシにはちゃんと含まれているので優秀なサプリですね。