善玉ホルモンが増えるとどうなる?
ミドリムシ(ユーグレナ)には、アディポネクチンを増加させる働きがあります。
アディポネクチンとは、脂肪細胞から作り出される”善玉ホルモン”のことで、筋肉や肝臓で脂肪を燃焼させて、血糖を減らす働きがあります。
血糖といえば、思い出すのが、糖尿病。
糖尿病患者のほとんどは「Ⅱ型糖尿病」といわれていて、飲酒、喫煙、過食、肥満、運動不足、遺伝、ストレスなど複数の要因が筋や肝での糖利用を低下させ、インスリン分泌が悪くなって、血液中のブドウ糖が過剰になり様々な病気を引き起こします。
アディポネクチンが、脂肪酸「AMPキナーゼ」を燃やす酵素を活性化させることで、代謝が良くなり糖尿病を抑えられるそうです。糖尿病以外にも、血液中のアディポネクチンを一定量保っていると…。
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- ・動脈硬化の進行を遅らせることができる
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- ・胃がん患者のガンが進行するとアディポネクチン量が低下する=がんの増殖が抑えられる
などの研究報告もあるそうです。