エネルギー問題とミドリムシ(ユーグレナ)
エネルギーの問題そして、地球温暖化は私たちにとって”切っても切れない”重大なテーマです。
しかし、私たちには強い味方がいます。そう、ミドリムシです。
ミドリムシはそういった地球環境やエネルギー問題も解決してくれるかもしれません。
というのも今、東京大学内のこの研究室では、ミドリムシを培養し、バイオ燃料を作る研究をしているそうです。
ミドリムシは、植物と動物の間の生物で、光合成で増え、増殖も早く、油を生産できる。
人の手で光合成の条件を断てば、葉緑素を油に変えて生き続けようとするので真っ白になります。その油が、石油などの化石燃料と成り替わる「バイオ燃料」なのです。
120種ものミドリムシの中から、燃料に最も適したミドリムシを培養、そして抽出する。
そこからジェット燃料として使えるエネルギーを作り出すというものです。
ジェット機は自動車のような電化ができにくく、内燃機関なので、温室効果ガスを排出するため問題になっています。ミドリムシでつくるバイオ燃料は、増殖するとき二酸化炭素をどんどん吸収するので、燃料に混ぜれば、温暖化対策にもなります。
このミドリムシを使ったバイオ燃料は2018年には実用化できるということなので
ミドリムシを使った燃料でジェット機が空を飛んでいるかもしれませんね。