ミドリムシ・ユーグレナの効果の全て

ミドリムシはペットにも良い?犬に必要な栄養素とは

ペット、特に犬に必要な栄養素とは?そしてミドリムシは犬にも効果を表すのか!?

豊富な栄養素で健康に良いとされるミドリムシ。

人間にとって良いことは確認されていますが、果たして「ペット」に対してはどうなのでしょうか?

 

ペットを飼育される方にとって、彼らは家族も同然です。

少しでも健康に長生きしてもらうために、栄養摂取に気をつけたい気持ちは理解できます。

 

ただ、ペットと一括りにしていますがその種類は様々。

生態も生育環境も違うペットに対して、「ミドリムシなら大丈夫!」というのは少し無責任な気がします。

 

2016年時点、「一般社団法人ペットフード協会」の調べより、日本全国の犬の飼育頭数は987万8千頭です。

このことから、今回はペットの中でも「犬」を対象にミドリムシの効果を考えてみたいと思います。

犬に必要な栄養素

ペットとして犬に必要なのはどのような栄養素なのでしょうか?

そもそも、ペットとして犬に必要なのはどのような栄養素なのでしょうか?

以下に、必要となる栄養素とその働きをまとめました。

 

1.炭水化物

 

2.タンパク質

 

3.ビタミン

 

4.ミネラル

 

5.脂質

 

など。

1.炭水化物

犬も同様に、多くのペットにとって炭水化物は大切なエネルギー源となります。

まずは炭水化物です。
犬も同様に、多くのペットにとって炭水化物は大切なエネルギー源となります。
体内に摂取された炭水化物は「糖質」として生成され、筋肉や脳などの活動に使用されます。

2.アミノ酸

ペット、犬にとってアミノ酸もまた、たんぱく質をつくる欠かせない栄養素の1つです。

アミノ酸もまた、欠かせない栄養素の1つです。
主にアミノ酸は体内でタンパク質に合成され、体内の様々な器官の組織として構成されます。
アミノ酸には、体内で合成できる「非必須アミノ酸」と合成できない「必須アミノ酸」の2種類があります。
ペットである犬は、必須アミノ酸が不足すると、タンパク質を十分に合成できなくなります。

3.ビタミン

他の栄養素に比べて微量では良いものの、決して欠かせないのがビタミンです。

他の栄養素に比べて微量では良いものの、決して欠かせないのがビタミンです。
ビタミンにはそれぞれ異なる働きがあり、ビタミンAは粘膜の働きを、ビタミンDにはカルシウムの吸収を手助けしています。
ちなみに、ペットの中でも犬は体内でビタミンCを生成できるため、外部から摂取する必要がありません。

4.ミネラル

栄養素の中でも微妙なバランスが重要となるのがミネラルです。

微妙なバランスが重要となるのがミネラルです。
例えば、鉄分には血中でヘモグロビンの働きを助け、亜鉛には細胞分裂を正常に維持する働きがあります。
これらは、少なすぎれば「欠乏症」に多過ぎれば「過剰症」となるので注意が必要なのです。

5.脂質

犬は脂質もまた、炭水化物と同様にエネルギー源として脂質を摂ることも必要。

ダイエットが盛んな人間にとって、脂質は避けるべき栄養素ですが、ペットである犬は違います。
脂質もまた、炭水化物と同様にエネルギー源となります。
脂質には、牛や豚など畜産動物に含まれる「飽和脂肪酸」と魚や植物に含まれる「不飽和脂肪酸」が存在しています。
中でも、不飽和脂肪酸の不足は皮膚障害の原因となるため、積極的な摂取が推奨されているのです。

 

このように、ペットとしての犬にも、私たち人間と同様にバランスの良い栄養摂取が求められます。
そして、ミドリムシに含まれる栄養素は全59種類。
炭水化物はないものの、その他のアミノ酸やビタミン、ミネラルや脂質などはすべて含まれています。

与えるタイミング

犬にミドリムシを与える場合は食中に餌に混ぜる形でミドリムシを与えます。

栄養素が豊富ということで、ペットにも良いとされるミドリムシですが、いつ与えるのが効果的なのでしょうか?

 

せっかくですから、より効果の高いタイミングで与えたいものです。

そんな、ペットとしての犬に与えるタイミングとしては、食中がおすすめです。

 

これは、ミドリムシ自体に犬が好む臭がないことが挙げられます。ミドリムシだけでは、まず食べてくれません。

また人間と同様、犬も食中から食後にかけてが最も腸内の働きが活発なのです。

つまり、食後では食べてくれないので、食中に餌に混ぜる形でミドリムシを与えます

 

ちなみに、ミドリムシを与える量は1日1回、小さじですり切り半分程度が目安です。

大量に飲ませても効果が上がるどころか、栄養素によっては過剰摂取として「過剰症」の原因となる危険性があります。

毒になる食品に注意!

ペットを飼育されている、または経験がある方はご存知かと思いますが、それぞれ生き物には「毒」になる食品があります。

ペットを飼育されている、または経験がある方はご存知かと思いますが、それぞれ生き物には「毒」になる食品があります。

当然、犬にもあるのです。

 

例えば、チョコレート。チョコレートに含まれる「テオブロミン」は、犬には分解も吸収もできません。

下痢や嘔吐の原因にもなり、最悪の場合にも繋がります。

 

この他には、ぶどうやキシリトール、ピーナッツや玉ねぎ、エビやカニなどにも注意が必要です。

基本的には、「犬用」として市販されているもの以外は食べさせないのが無難でしょう。

 

では、ミドリムシは大丈夫か?

 

2017年現在、全ペットを含め犬がミドリムシを摂取して何か問題が起こった事例は確認されていません。

また、ミドリムシ自体は「食品安全性試験」により5大アレルギーを始め様々な試験で安全性が確認されています。

まとめ

今回は、ミドリムシがペットに良いのか?中でも「犬」をテーマにまとめてみました。
少なくともミドリムシは、ペットとして犬の健康維持に効果を発揮することでしょう。

しかし、今回はペットとして犬のみの話です。
ペットには哺乳類や鳥類、爬虫類や魚類など様々な生き物が含まれます。
ミドリムシを摂取させる際には、販売店または獣医に相談することをおすすめします。

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