日本ビジネス出版「環境ビジネスオンライン」にて、神鋼環境ソリューションはユーグレナの培養の生産性を同社比で約二倍にすることに成功したと紹介されました。
神鋼環境ソリューションは昨年9月に閉鎖型の培養槽を設置しユーグレナの培養を本格的に開始しました。
培養方法は従属栄養培養方式といい、ユーグレナの生育に必要な炭素を有機化合物の形で与える方法を取っています。
これまでの培養毎に新しい培地を用いていた方法を改良し、培養中に培地成分を追加し生産性を向上させる方法にしたことで約二倍の生産性増加に成功したとしています。
今回の結果を設備の小型化、培地成分の最適化、コスト低減につなげ、ユーグレナを使用したバイオマス燃料などの事業化に向けた検討を進めていく計画です。