株式会社ユーグレナ(以下ユーグレナ社)は、微細藻類ミドリムシ粉末やユーグレナ特有の機能性分であるパラミロンを摂取することにより、免疫細胞の分化を抑制する作用が生じ、関節リウマチ症状の緩和効果が示唆されることを確認したと発表しました。
研究の背景と内容
ユーグレナ社は2015年にも関節リウマチを発症したマウスにミドリムシ粉末もしくはパラミロンの摂取によって関節リウマチの重症度を表す関節炎スコアが有意に減少することを報告していました。
今回は、皮下にコラーゲンを注入し、関節リウマチを誘発させ、発症後24日間毎日ミドリムシ粉末またはパラミロンを食事と一緒に自由摂取させたマウスと食事のみを与えたマウス(コントロール群)を対象にリンパ球から産生されるサイトカインの分泌量を測定しました。
・サイトカイン…生体内で免疫の伝達を担うタンパク質で、免疫細胞の活性化や昨日抑制を担う
研究の結果
ミドリムシ粉末およびパラミロンを食事と一緒に食べたマウス群は、コントロールマウス群とひかくして、リンパ球から産生されるサイトカイン3種において分泌量が抑制されました。
まとめ
ミドリムシ粉末およびパラミロンを摂取すると免疫細胞の分化が抑制され、関節リウマチ症状が抑制されると考えられます。
出典:株式会社ユーグレナ