以前、【飛行機向けミドリムシ燃料の2020年実用化に向け、計画推進】でもお伝えしました、株式会社ユーグレナ社のミドリムシを使った航空機向けバイオ燃料の商業飛行実現化計画ですが、
いよいよ、2017年6月1日、実証工場の起工式が開かれました!
航空機向けのバイオ燃料では国内初となる工場です。
工場の建設を担っている千代田化工建設は
「エネルギーと環境の調和を目指すという当社の理念と一致しており、今回の工場建設以外でも幅広く協業していきたい」
と、5月末にユーグレナ社へ3億円の出資を決めたようです。
また、この工場ではディーゼル燃料も精製し、いすゞ自動車とバイオディーゼル燃料の実用化に向けて共同研究が進められています。
商用化の一番の課題はコストと言われており、生産できる燃料のコストは1リットル1000円以上で、石油由来燃料の10倍を超えるそうです。
これらかコスト面も実証事業で検証していかれる予定です。
目指すは、約3年後の2020年東京五輪・パラリンピックまでの商業化!
ミドリムシの力で空の旅ができるのももうすぐです!!