ミドリムシを培養している株式会社ユーグレナは2015年4月10日、SMBC日興証券や技術開発支援のリバネスとベンチャーキャピタルファンド「リアルテック育成ファンド」を設立した。
日本たばこ産業や三井不動産などが出資者として参加し、20億円規模を集めた。
2015年内に50億円以上のファンドを目指す。
ユーグレナの子会社のユーグレナインベストメントが中心となり、投資先企業を選ぶ。
投資対象は国内でものづくりをする研究開発型ベンチャー企業。初期投資が大きく、柔軟な資金調達や設備の確保が難しい新興企業を支援する。
大手企業の出資者を巻き込み、有望なベンチャー企業に対して資金だけでなく経営ノウハウや設備の提供、共同研究も実施していく予定だ。