ミドリムシが独自に持つ成分「パラミロン」。
このパラミロンがアトピー性皮膚炎に効くということはミドリムシ大辞典「ミドリムシ独自成分『パラミロン』がアトピー性皮膚炎改善に期待できる?」でもご紹介していましたが、今回新たに㈱ユーグレナから研究結果が発表されました。
研究内容1
異なる分量のパラミロン粉末を含むエサを経口摂取させていたマウスに、アトピー性皮膚炎を発症させます。
通常のエサ・医薬品・パラミロン粉末0.1kg・パラミロン粉末0.5kg・パラミロン粉末1.0kgそれぞれのエサを摂取したマウスの皮膚炎スコアと、血清IgE(免疫反応に応じて生産されるたんぱく質)を測りました。
研究結果1
摂取したパラミロンの量が多いマウスほど皮膚炎スコアが抑えられ、血清IgEが抑えられた結果がでました。
研究内容2
皮膚科クリニックにて、10~60代男女のアトピー性皮膚炎患者27名に2ヶ月間パラミロン粉末を摂取してもらいました。
研究結果2
アトピー性皮膚炎の重症度を表す血中TARC値、血中好酸球値が低減しました。
また、同時に行ったアンケート調査でも患者のQOL(Quality of life=生活の質)が向上することが明らかになりました。
この研究結果でも示されたように、アトピー性皮膚炎の緩和を促すパラミロンを含む唯一の生物、ミドリムシはアトピーの方にとっても良いということが分りました!
出展:ユーグレナ